こんにちは、ikkiです。
私は現在、200銘柄を超える株式を保有しています。
「200銘柄以上も持っていて管理できるの?」
「そんなに分散して、本当に意味があるの?」
「むしろ分散しすぎじゃない?」
おそらく、200銘柄以上の株を保有していると聞くと、このような疑問を持つ方も多いと思います。
実際、私自身も最初から「200銘柄持とう」と考えていたわけではありません。
最初はセクターごとのバランスをある程度意識しながら投資していました。
しかし、投資を続けていくうちに、YouTubeなどで投資について発信している方の動画を見たり、配当利回りや配当性向などをチェックしながら「この銘柄も良さそうだな」と思った銘柄を少しずつお気に入りに追加していきました。
そして、毎日コツコツと投資を続けていたら、気づいたときには200銘柄以上。
今回は、そんな私が実際に200銘柄以上を保有してみて感じた、分散投資のメリットとデメリットについて書いてみたいと思います。
投資を始めたころは「セクター分散」を重視
私が投資を始めたころは、現在よりもセクターごとのバランスを意識していました。
特定の業種に偏ってしまうと、その業界に何か大きな問題が起きたときに、資産全体が大きな影響を受ける可能性があります。
例えば、金融株ばかりを保有していた場合、金融業界に大きな悪材料が出れば、保有銘柄の多くが同時に下落する可能性があります。
それを避けるために、最初はできるだけ、
- 金融
- 通信
- 商社
- 建設
- 不動産
- 食品
- 医薬品
- 情報・通信
- 小売
- 運輸
など、いろいろなセクターに分散することを意識していました。
できるだけ各セクターの保有比率が極端に偏らないようにしながら、「一つの業界がダメになっても、他の業界でカバーできるようにしたい」と考えていたからです。
ただ、投資を続けていくうちに、この考え方も少しずつ変わっていきました。
途中からセクター比率をあまり意識しなくなった
ある程度の銘柄数を保有するようになってからは、セクターごとの比率をそこまで細かく意識しなくなりました。
理由は単純です。
「良いと思った銘柄を買いたい」
これが一番大きかったと思います。
YouTubeなどで投資について発信している方の動画を見て、「この会社は面白そうだな」と思うことがあります。
そこで、その銘柄の配当利回りや配当性向などを確認して、自分なりに「買ってもいいかな」と思えば、お気に入りに追加していきました。
もちろん、何でもかんでも買っていたわけではありません。
配当利回りだけを見るのではなく、配当性向や財務状況なども確認しながら、「長期的に配当をもらい続けられそうか」ということも考えます。
ただ、セクター比率を見て、
「今このセクターが少ないから、この銘柄を買おう」
というよりも、
「この銘柄、良さそうだから買ってみよう」
という考え方に徐々に変わっていきました。
その結果、保有銘柄数がどんどん増えていきました。
私が決めているのは「毎日コツコツ投資する」こと
私の投資スタイルでもう一つ大きな特徴があります。
基本的に、毎日7,000~8,000円程度を投資することを決めています。
「今日は株価が上がっているから投資しない」
「今日は相場が悪いから一気に買おう」
というように、その日の気分で投資金額を大きく変えるのではなく、基本的には毎日コツコツ投資することを意識しています。
そして、実際にどの銘柄を買うのかについては、前日比や現在の評価損益などを見ながら決めています。
例えば、保有している銘柄の中で、
「昨日より下がっている」
「現在の評価損益がマイナスになっている」
という銘柄があれば、そういった銘柄を中心に買い増ししていきます。
もちろん、単純に「下がったから絶対に買う」というわけではありません。
その会社自体に問題がないか、配当が無理をして出されていないかなどを確認したうえで、買い増しを検討します。
この決め事が投資を継続できている要因でもあると考えています。
気付いたら200銘柄へ
投資を続けていると、面白い変化が起きました。
最初のころは、評価損益がマイナスになっている銘柄がたくさんありました。
そこで、そういった銘柄を中心に少しずつ買い増していきます。
すると、時間が経つにつれて、少しずつマイナスの銘柄が減ってきました。
そうなると、今度は新しく見つけた銘柄に投資するようになります。
「この銘柄も良さそうだな」
「この会社も配当が魅力的だな」
と思った銘柄を少しずつ購入する。
これを繰り返していました。
そしてある日、保有銘柄を確認してみると、
「200銘柄超えてる……」
となっていました。
最初から200銘柄を目標にしていたわけではありません。
毎日コツコツ投資していた結果、気づいたら200銘柄を超えていたのです。
これは私自身も少し驚きました。
200銘柄以上保有して感じたメリット
ここからは、実際に200銘柄以上を保有してみて感じたメリットについて書いていきます。
メリット① 一つの銘柄に対する不安が小さくなる
200銘柄以上を保有していると、当然ですが、一つの銘柄が大きく下落しても資産全体に与える影響は限定的になります。
もちろん、保有金額が銘柄ごとに完全に均等というわけではありません。
それでも、1銘柄に資産を集中させる投資と比較すれば、特定の会社の株価に資産全体が左右される可能性はかなり小さくなります。
例えば、ある会社の決算が悪くて株価が大きく下落したとしても、
「この会社が下がったから資産全部が大変なことになった」
という状況にはなりにくいです。
これは、精神的にもかなり大きなメリットだと感じています。
メリット② 株価を必要以上に気にしなくなった
分散投資をするようになってから、以前よりも一つ一つの株価を気にしなくなりました。
もちろん、自分が保有している銘柄なので、株価が上がれば嬉しいです。
逆に、下がれば少し残念な気持ちにはなります。
ただ、200銘柄以上持っていると、毎日すべての銘柄が上がることなんてありません。
上がっている銘柄もあれば、下がっている銘柄もあります。
そのため、1銘柄の値動きに一喜一憂することが少なくなりました。
私の場合は、むしろ、
「今日はこの銘柄が下がっているから、買い増ししようかな」
と考えるようになりました。
株価が下がったことを、単純な「悪いこと」と捉えなくなったのです。
メリット③ 配当金と大量の封筒が「投資している感」を与えてくれる
200銘柄以上を保有していると、いろいろな会社から配当金を受け取ることになります。
そして、私が意外と楽しみにしているのが、会社から届く大量の封筒です(これはあまり共感されないかも、、、)。
株主総会の案内や配当金に関する書類など、株を保有しているといろいろな郵便物が届きます。
200銘柄以上も保有していると、時期によっては郵便受けにたくさんの封筒が入っていることがあります。
これを見ると、
「自分、めちゃくちゃ投資してるな」
という感じがして、単純に楽しいんです。
もちろん、書類がたくさん届くので、人によっては「面倒だな」と感じるかもしれません。
でも私の場合は、むしろこの大量の封筒を見ること自体が、投資を続けている実感につながっています。
ネット証券で株を買っているだけだと、画面上の数字が増えていくだけです。
それが実際に郵便物として届くと、
「この会社の株主なんだな」
と実感できます。
そして、いろいろな会社から配当金を受け取る。
一つ一つは小さな金額でも、それが積み重なっていくのを見るのは、私にとって分散投資の大きな楽しみの一つです。
メリット④ いろいろな企業を知ることができる
200銘柄以上保有するためには、それだけ多くの企業を見ることになります。
最初は知らなかった会社でも、
「こんな会社があるんだ」
「この業界はこういうビジネスモデルなんだ」
と知る機会が増えました。
投資をしていなければ、名前すら知らなかった会社もたくさんあります。
株式投資を通じて日本のいろいろな企業を知ることができるのは、意外と大きなメリットだと思っています。
200銘柄以上保有して感じたデメリット
もちろん、良いことばかりではありません。
200銘柄以上の保有には、明確なデメリットもあります。
デメリット① 一般的には管理が大変
200銘柄以上を保有するとなると、一般的には「管理が大変なのでは?」と思われるでしょう。
これは確かにその通りだと思います。
200社以上あれば、すべての会社の決算をチェックしたり、業績を追いかけたりするだけでもかなりの時間がかかります。
……ただ、正直に言うと、私はほとんど管理していません。
「それでいいのか?」と思われるかもしれません。
自分でも、良くないかもしれないと思っています(笑)。
決算についても、実はほとんど見ていません。
200銘柄以上も持っているので、すべての企業の決算を細かく確認するなんて、私にはとてもできません。
もちろん、投資する前には配当利回りや配当性向などを確認していますし、明らかにおかしいと思う情報があれば確認します。
ただ、保有した後に、
「この会社の四半期決算はどうだった」
「前年同期比で利益が何%増えた」
といったことを、200社すべてについて追いかけているわけではありません。
これは私の投資スタイルの特徴でもあり、デメリットでもあると思います。
「200銘柄も保有しているなら、ちゃんと全部管理したほうがいい」
という意見もあると思います。
それはその通りだと思います。
ただ、私の場合は、一つ一つの銘柄を細かく管理することよりも、毎日少しずつ投資を続けることを重視しています。
このあたりは、あくまで私個人の投資スタイルとして見てもらえればと思います。
デメリット② 大きな値上がりの恩恵を受けにくい
分散投資のメリットの裏返しでもあります。
200銘柄以上に分散していると、ある1社が2倍、3倍になったとしても、資産全体に与える影響は限定的です。
集中投資をしていた場合、その銘柄が大きく上昇すれば資産も大きく増えます。
しかし、私のような超分散投資では、一発で資産を大きく増やすような爆発力は期待しにくいです。
「大きく負けにくい代わりに、大きく勝ちにくい」
これは分散投資の特徴だと思います。
デメリット③ 銘柄選びに時間がかかる
保有銘柄を増やしていくためには、新しい銘柄を探す必要があります。
YouTubeを見たり、企業について調べたり、配当利回りや配当性向を確認したり。
「次はどの会社を買おうかな」と考える時間も必要です。
投資そのものが好きな私にとっては苦痛ではありませんが、
「投資にはできるだけ時間を使いたくない」
という方にとっては、200銘柄以上の個別株投資はあまり向いていないかもしれません。
200銘柄は「正解」ではない
ここまで200銘柄以上のメリット・デメリットを書いてきましたが、私は「200銘柄持つことが正解」と言いたいわけではありません。
むしろ、投資において重要なのは、
自分が無理なく続けられる投資方法を見つけること
だと思っています。
10銘柄がちょうどいい人もいるでしょう。
30銘柄、50銘柄がちょうどいい人もいる。
個別株ではなく、インデックスファンドだけで十分という人もいます。
私の場合は、毎日少しずつ投資して、いろいろな企業の株を買い、配当金を積み上げていくスタイルが自分に合っていました。
だから結果として200銘柄以上になったのだと思います。
まとめ
私の200銘柄以上の分散投資は、最初から綿密に計画していたものではありません。
最初はセクターごとにできるだけ均等になるように分散することを意識していました。
その後、YouTubeなどで投資情報を見ながら、配当利回りや配当性向などを確認して、良さそうな銘柄をお気に入りに追加。
毎日7,000~8,000円程度を投資すると決め、前日比や評価損益がマイナスになっている銘柄を中心に買い増していきました。
そして、少しずつマイナスの銘柄が減ってくると、新しい銘柄にも投資する。
これを繰り返していたら、気づけば200銘柄以上になっていました。
200銘柄以上保有して感じる最大のメリットは、一つの会社に対する依存度が低くなり、精神的に安定して投資を続けやすくなったことです。
さらに、たくさんの会社から配当金を受け取れたり、会社から大量の封筒が届いたりすることで、「自分は投資をしているんだ」という実感を得られるのも、私にとっては大きなメリットです。
一方で、一般的には管理が大変だと思います。
ただ、私自身はほとんど管理しておらず、決算もほとんど見ていません。
これは良くない部分かもしれませんが、だからこそ200銘柄以上を無理なく保有できているという側面もあります。
もちろん、これは万人におすすめできる方法ではありません。
それでも私は、今のところこの投資スタイルを続けていきたいと思っています。
なぜなら、私にとって投資は「短期間で大きく儲けること」だけが目的ではないからです。
毎日少しずつ株を買い、保有する企業が増え、そこから配当金を受け取る。
そして、またそのお金を投資に回して、少しずつ資産を増やしていく。
そんな地道なサイクルを長く続けていくことが、私の資産運用の基本になっています。
200銘柄という数字だけを見ると「多すぎる」と思われるかもしれません。
でも、私の場合は「200銘柄を目指した」のではなく、毎日コツコツ投資を続けていたら、いつの間にか200銘柄を超えていたというのが正直なところです。
これからも、無理に銘柄数を増やすのではなく、自分が良いと思った企業を一つずつ選びながら、長期的に配当金を積み上げていきたいと思います。



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